ソーシャルゲーム協会がCESAと合併--発足から約2年で消滅へ

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)とソーシャルゲーム協会(JASGA)は12月2日、両協会の合併を発表した。合併の期日は2015年4月1日。合併形態はCESAを存続法人、JASGAを消滅法人とする吸収合併となっており、2012年11月に発足したJASGAは、約2年で消滅することとなった。

 JASGAは2012年5月のコンプガチャの問題に端を発し、準備委員会が発足。その後、ソーシャルゲームのプラットフォームを運営する6社を中心に、CESA、日本オンラインゲーム協会(JOGA)といった関連団体、関連事業者約50社の賛同によりJASGAが始動。グリーの田中良和社長とディー・エヌ・エー(DeNA)の守安功社長が共同会長・代表理事として就任していた。

 合併の趣旨としては、ゲーム産業における従来の家庭用ゲームに加え、スマートデバイス向けに提供されるネットワーク分野の拡大が著しいことを挙げ「事業領域を広くカバーし、消費者の皆様に安心、安全で良質なコンテンツやサービスを提供し、産業の発展に寄与するため、両団体が合併することが最善との合意に至りました」という。

 JASGAで行われてきた啓発活動やカスタマーサポート向上活動についてはCESAで引継がれる。事務所についても移転・統合する予定としている。

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