Appleが今週リリースした「OS X Yosemite」のアップデート「10.10.1」で、Wi-Fi接続の不具合が、一部のユーザーが期待していたとおりに修正されていない可能性がある。同アップデートは米国時間11月17日にリリースされたもので、10月に「OS X 10.10 Yosemite」がリリースされて以降、一部の「Mac」ユーザーが影響を受けていたWi-Fi接続の問題に対応したとしていた。
このパッチを適用したユーザーからは多様な反応があり、Appleのサポートフォーラムのスレッドには1200件を超えるコメントが寄せられている。中には、断続的に接続が切れる問題は解消したとするものもあれば、パッチをインストールする前と比べて状況は変わらないとするものもある。
コメントには、さまざまなものがある。
「10.10.1でWi-Fi問題が修正された。アップデート前は、不規則にWi-Fiが切断する問題が少しあったが、今はスムーズに使える。非常に早く反応が良くなった」
さらに、次のようなものもある。
「問題は相変わらずひどい。1カ月後には、Appleが私たちをからかっていたのだと思えるようになるだろう。さもなければ、Appleは完全にダメだ」
興味深いことに、Wi-Fi接続は安定したものの、速度が大幅に落ち込んだと主張するユーザーもいる。
また、一部のMacユーザーは、「System Management Controller(SMC)」とPRAM設定をリセットすると、少なくとも一時的にはこの問題が解消すると述べている。
さらに、一時的な解消策として、わざわざ「OS X 10.9 Mavericks」に戻したユーザーもいる。
筆者の場合、所有するMacの1台で断続的にWi-Fiが落ちる問題が生じていたが、同アップデートで問題を修正できた。同時に、システムの全体的なパフォーマンスも向上している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」