Appleは、中国のユーザーが「App Store」で、同国で最も人気の高いカードで決済できるようにするための提携を締結した。今回の新しい決済方法により、中国の「Apple ID」ユーザーは、自分のアカウントをUnionPay(中国銀聯)のデビットカードまたはクレジットカードにリンクし、アプリをワンタッチで購入できるようになるという。Appleが米国時間11月16日遅くに発表した。中国における銀行カード取引を実質的に独占しているUnionPayは、中国において45億枚を超えるカードを発行しており、中国内のあらゆる都市で事業を展開している。
Appleのインターネットソフトウェアおよびサービス担当シニアバイスプレジデントを務めるEddy Cue氏は声明で、「UnionPayのカードを使用してアプリを購入し、決済できるようにすることは、中国の当社顧客から最も要求の多かった機能の1つだった」と述べた。「中国は既に、当社のアプリダウンロードにおいて第2の規模を誇る市場であり、われわれは今回、1回タップするだけでお気に入りのアプリを購入するという非常に便利な手段をユーザーに提供する」(Cue氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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