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グーグル、密漁対策で環境保護団体と提携

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 福岡洋一 (ガリレオ)2014年11月17日 10時59分
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 世界中の海で魚の違法な「乱獲」がもはや看過できない段階に達している。この現状を改善しようと、Googleが支援に乗り出した。オーストラリアのシドニーで現地時間11月14日、「Global Fishing Watch」と呼ばれる新しい取り組みが発表された。衛星データとクラウドコンピューティングを利用してリアルタイムで漁を追跡し、違法な漁獲に制限をかけようとする試みだ。

 Googleと環境保護団体OceanaおよびSkyTruthの提携によって実現したGlobal Fishing Watchは、すでに2012~2013年の漁業活動が浮き彫りになるほどに十分なデータを蓄積している。同グループは現在、漁業活動をほぼリアルタイムで表示し、密漁が行われている場所を当局がすぐに発見できるようにする一般向けのサービスに取り組んでいるという。

 Global Fishing Watchのウェブサイトによると、「世界中での乱獲が海の生態系を破壊している」という。クロマグロなどの魚については何年も前から環境保護活動家が懸念を表明しているが、他にも多くの魚種が、密漁で利益を得ようとする者たちの標的にされている。問題は、多大な利益を生む魚が乱獲されているために、存続が危ぶまれる種がますます増えていることだ。Global Fishing Watchはそうした状況を変えたいと考えている。

 Googleは、このプロジェクトに資金(金額は非公表)を投じているほか、エンジニアリングサービスも提供している。同社の地図ソフトウェアおよびサーバも利用されている。OceanaとSkyTruthは衛星からのデータを分析して、漁業活動が合法かどうかを判断している。

 近年の漁業活動を示す現在のデータが、いつリアルタイムでの情報に切り替えられるのかは不明だ。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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