前回のiPhone 5sからiPhone 6 Plusへの乗り換え理由に続き、今回はセットアップ、そして導入アプリについてお伝えしたい。
iOS 8.1になり、写真やデータなどの取り扱いの方法についても、これまでと変更した部分がある。また、導入したアプリについても紹介する。
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筆者はこれまで、iPhone 5、iPhone 5sの16Gバイトモデルを使ってきた。しかし、最近、iPhoneでビデオ撮影をするようになり、またビデオ視聴などの機会が増えたことから、16Gバイトより大きなモデルを選ぼうと思うようになった。
今回のiPhone 6/iPhone 6 Plusのサプライズは、16Gバイトの上は32Gバイトではなく64Gバイトとなり、さらに多い128Gバイトが用意されたことだ。筆者は64Gバイトモデルであっても今までの4倍。価格はこれまで通り、容量が増えるごとに100ドル上がる仕組みを踏襲しているが、1つ上の価格帯で今までの倍の容量が手に入るようになったのはありがたい。
それにしても、今まで16Gバイトでやってきたことを考えると、4倍になったストレージは広大だ。音楽も必要最低限、そのとき聞く楽曲に限って1Gバイト以下に抑えていたが、そうした気づかいも必要なくなる。音楽や見ようと思っていたビデオなどを転送しても、まだ38Gバイトも残っている。なかなか心地よいものだ。
iPhoneを買い換える際、普段iCloudでバックアップを取っていても、一度iTunesで完全なバックアップを取り、新しいiPhoneをそのバックアップから復元して使い始める。iCloud経由でのバックアップにしない理由は、iTunes経由の方が圧倒的に復元のスピードが速いからだ。
しかし今回のiPhone 6 Plusは、iTunes経由の復元をせず、全く新しいiPhoneとしてセットアップをし直した。今までのiPhoneの名前もつけ直すことにした。そのため、今まで入れていたアプリも入っていない、まっさらな状態から使い始めることになった。
その理由として、溜まっているメッセージの問題があった。iMessageやSMSの過去のやりとりは、iPhoneの中に保存され、同時にiCloudにバックアップされる。特にiMessageでは気軽に写真やビデオを送ることができるため、既に5Gバイトほどの容量になっており、16Gバイト時代はこのログが占める容量がネックになっていた。
消してしまえ!というのも確かに解決方法の一つだが、できるだけログは取っておきたい。しかし5Gバイトもの容量を占有させておきたくない。そんなジレンマもあって、このログを見るには古いiPhoneを使うことにし、新たなiPhoneには引き継がないことにした。
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