Apple Watchのリリースは2015年春か?--松村太郎のAppleニュース一気読み

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 11月5日~11月10日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。

アップル、中国モバイルブランド調査で首位に--サムスン抜く
アップル、中国モバイルブランド調査で首位に--サムスン抜く

 今週は東京に滞在している。iPhone 6シリーズの在庫状況を聞くと、米国よりも日本の方が状況は良いという。生産が軌道に乗り始めると、端末そのものの歩留まりも改善してくることから、流通量が初期よりも増えてくることも考えられるが、在庫状況は初期発売国の中でも日本は比較的良い傾向にあったようだ。

 Appleからの大型の新製品発表は、2014年については一旦収束したと見られるが、米国を含む国々では年末に向けた商戦が始まろうとしており、これらの製品が市場でどのように受け入れられるのかを占う重要な時期にさしかかってきた。

 それでは、1週間のAppleのニュースを振り返っていこう。

Apple Watch、リリースは2015年春か?

 Apple Watchについては、9月9日のAppleによる発表の場で、2015年初頭に発売することと、349ドルから購入できることが発表された。先週ご紹介したニュースの中で、ステンレススチールのモデルは500ドルから、18金のフィニッシュは4000ドルから5000ドル、という数字が伝わってきた。つまり、この349ドルからという価格は、アルミのスポーツエディションを示すことになりそうだ。

 Apple Watchが生産されるのは中国となるだろう。その点から、生産のスケジュールを考えると、中国の旧正月を避けることから、2015年の3月末が、Apple Watchの発売タイミングになるのではないか、という予測が登場している。一方で、シーズンを大切にするならば、2月14日のバレンタインデーを狙うとの見方も存在している。

 幸いなことに、Apple Watchの発売が2月になろうが、3月になろうが、製品に対する期待度が脅かされるような競合の登場はおそらくないだろう。生産が間に合うのかどうか、あるいはAppleがApple Watchの初速を、4月発表となる四半期決算に2カ月分含ませられるか、1カ月未満でガマンするか、という判断でもある。

 重要となるのは中国市場だ。Appleは、中国におけるモバイルブランド調査で、ロイヤリティ低下が進むサムスンから首位の座を奪っている。

「Apple Watch」、リリースは2015年春か(11/04)
アップル、中国モバイルブランド調査で首位に--サムスン抜く(11/06)

Apple新製品レビュー

 2014年秋のAppleの新製品をもう一度おさらいすると、iPhone 6/iPhone 6 Plus、iPad Air 2/iPad mini 3、iMac Retina 5Kディスプレイ、Mac miniといったハードウェアに加えて、iOS 8(最新バージョンはiOS 8.1)、OS X Yosemiteというラインアップとなる。

 CNET Japanではこれらのレビューが前後編に分かれて掲載されている。先週は、9.7インチのiPad Air 2のレビュー後半と、7.9インチのiPad mini 3のレビューの双方が掲載された。

 今回後者のアップデートが非常に小幅なものに留まったことから、筆者も同様だが、Retinaディスプレイを搭載したiPad mini 2を持っているユーザーは買い換える必要性を見出すのは難しい。その一方で、大幅な薄型化と、ディスプレイの再設計が行われたiPad Air 2は、一見の価値があるだろう。全くディスプレイが違うのだ。

 こうしたレビューは、購入を検討している人にとって比較検討の材料となる。また特にソフトウェアのレビューについては、導入したがまだ試していない機能がどのようなものかを知ることもできるだろう。iOS、OS X単体ではなく、これらがスムーズに連携する機能もぜひ試してみて欲しい。

 なお、今週から、筆者のiPhone 6 Plusの自前レビューもスタートしているので、ご参考になれば幸いだ。

アップル「OS X 10.10 Yosemite」の第一印象(後編)--デザイン一新、より便利に(11/05)
「iPad Air 2」レビュー(後編)--より薄く高性能に(11/05)
「iPad mini 3」レビュー--「Touch ID」を搭載した新モデルの実力と価値(11/07)
【レビュー】iPhone 5sからの乗り換え、5.5インチのiPhone 6Plusを選んだ理由(11/07)

iPhone向けOfficeがApp Storeで人気に

 iPhone/iPadといったiOSデバイスは、文書編集ソフトの揺るがないスタンダードであるMicrosoft Officeなしで6年ほど過ごしてきた。Appleのワープロ、表計算、プレゼンテーションアプリであるPages、Numbers、Keynoteは、Appleの新規デバイスを購入すると無料で入手できるものの、それでもやはりOfficeは重要なアプリであり続けた。

 Officeは無料でダウンロードできるが、編集などの機能を利用するには、購読型のサービス「Office 365」に加入しなければならなかった。しかし11月に入ってMicrosoftは、この購読型サービスに入っていなくても、基本的な編集機能を利用できるよう、機能制限を緩和した。つまり、無料でWordなどの文書を作成・編集できるようになった、というわけだ。

 その結果、Microsoft Wordは、米国のApp Storeの無料アプリで2位を獲得する勢いを得ている。

MS、iPhone用「Office」を公開--Office 365のサブスクリプションが不要に(11/07)
iPhone向け「Microsoft Word」、米App Storeの無料アプリ2位に急上昇(11/07)

その他

新たなジョブズ氏伝記映画、主役のクリスチャン・ベイルが降板か(11/04)
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