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Mac経由で「iOS」端末を狙うマルウェア「WireLurker」--被害は中国国内に限定

Seth Rosenblatt (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2014年11月07日 10時36分
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 米国のセキュリティ企業Palo Alto Networksの報告によると、中国のAppleユーザーは、「OS X」を介して「iPhone」や「iPad」を攻撃する新たな激しい脅威にさらされているという。

 Palo Alto Networksは、この悪意あるソフトウェアを「WireLurker」と命名した。AppleのモバイルOS「iOS」を搭載した端末が、ノートタイプまたはデスクトップタイプの「Mac」にUSBで接続されるのをじっと待っているからだ(Lurkerには「待ち伏せする者」という意味がある)。WireLurkerは、中国のサードパーティーが運営するOS X向けアプリストアからダウンロードされたアプリに仕込まれており、正規のiOSアプリに悪意あるコードを加える。WireLurkerによる攻撃は、中国国内に限定されている。

AppleのiPhoneやiPadが中国で新種のマルウェアの攻撃を受けている。この攻撃では、Macを利用することでAppleのモバイルOSであるiOSを稼働するデバイスを狙うという。
AppleのiPhoneやiPadが中国で新種のマルウェアの攻撃を受けている。この攻撃では、Macを利用することでAppleのモバイルOSであるiOSを稼働するデバイスを狙うという。
提供:Sarah Tew/CNET

 Appleは「中国のユーザーを標的にした悪意あるソフトウェアがダウンロードサイトから入手できることは認識している。確認されたアプリが起動されるのを防ぐため、それらのアプリをすでにブロックしている」と声明で述べている。「われわれは常に、ユーザーに対して、信用できるソースからソフトウェアをダウンロードしてインストールすることを推奨している」(Apple)

 Palo Alto Networksの脅威研究チームUnit 42でインテリジェンスディレクターを務めるRyan Olson氏は、Appleにとって新たな脅威だが、この種の攻撃は2003年頃から存在する、と指摘する。

 Olson氏によると、影響を受けたユーザーがどれだけいるかは分からないという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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