Googleの最新の統計によると、「Android」搭載デバイスに占める「Android 4.4 KitKat」の割合が増え続けているという。Googleは米国時間11月3日、「Android Developers Dashboard」を公開し、デバイスに搭載された各バージョンのモバイルOSの割合を示す最新データを発表した。データは、11月3日までの7日間に「Google Play」ストアにアクセスしたAndroidデバイスの台数に基づいている。
調査期間中、KitKatの割合は30.2%となり、2014年8月の21%、9月の25%から増加傾向が続いている。
より多くのモバイル通信事業者が、2013年に「Nexus 5」スマートフォンと同時にリリースされたKitKatの普及に取り組むようになってきたのは明らかだが、Androidで最も大きな割合を占めるバージョンは依然として「Jelly Bean」であり、その市場シェアは8月の54.2%、9月の53.8%から低下して50.9%となっている。Jelly Beanの各バージョンの占有率は、「4.1.x」が22.8%でリードし、20.8%の「4.2.x」、7.3%の「4.3」がこれに続く。
新しい「Android 5.0 Lollipop」は、調査期間最終日の11月3日に正式リリースされたばかりなので、Android Developers Dashboardにはまだ表示されていない。だが12月には、Lollipopがわずかなシェアを握ると予想される。
この1週間にGoogle PlayにアクセスしたAndroidの他のバージョンが占める割合については、「4.0 Ice Cream Sandwich」が9月の9.6%から8.5%に減り、「2.3 Gingerbread」は9月の11.4%から減りながらもなお9.8%を確保している。「2.2 Frozen Yogurt(Froyo)」は9月の0.7%から少し減って0.6%となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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