Googleのスイーツへの執着は「Android 5.0」でも続いている。今回、同OSの正式名称が「Lollipop」であることが明かされた。
「Android」OSの最新バージョンであるLollipopは、6月に同社のGoogle I/Oイベントで先行披露され、米国時間10月15日に正式に発表された。この数カ月、Android 5.0は「Android L」として知られていた。
GoogleのAndroidのバージョンは長らく、「Frozen Yogurt(Froyo)」「Gingerbread」「Honeycomb」「Ice Cream Sandwich」「Jelly Bean」「KitKat」「Lollipop」といった具合に、スイーツにちなんでアルファベット順に命名されてきた。
同社は15日、Lollipopを搭載する最初の製品となる3種類のデバイスを発表した。「Nexus 9」タブレットと「Nexus 6」スマートフォン、「Nexus Player」ストリーミングメディアボックスだ。
GoogleはAndroidをより強く掌握しようと試みているが、Lollipopはそうした中で発表された。IDCによると、Androidは世界で最も多く利用されているスマートフォンおよびタブレット向けOSで、80%のシェアを誇るという。
Androidは確かに人気があるが、断片化問題も深刻で、多くのユーザーは今でも同OSの旧バージョンを使用している。同社の「Android One」イニシアチブの狙いは、消費者に最新バージョンのAndroidを利用してもらうことで、より一貫した体験を提供することだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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