「Windows Insider Program」の登録ユーザー数が先週末、100万人を突破した。Microsoftの「Windows」担当バイスプレジデントであるJoe Belfiore氏が米国時間10月13日のブログの投稿で明かした。Windows Insider Programは、Microsoftが9月30日にリリースした「Windows 10」テクニカルプレビュー版をダウンロードして使っている人々からフィードバックを得るために用意したプログラムだ。
Microsoftは、Windows 10テクニカルプレビュー版を試用するユーザーがWindows Insider Programに登録することを望んでいる。ユーザー登録をすれば、Windows 10に組み込まれたフィードバックアプリを使って、新OSに対する自分の考えをMicrosoftと共有することができる。同プログラムに登録しなくても、専用のダウンロードページからWindows 10をダウンロードして実行することが可能だ。その場合、フィードバックアプリを使って、Windows 10の気に入っている点や気に入らない点をMicrosoftに知らせることはできない。
Microsoftは既に大量のフィードバックを得ている。Belfiore氏によると、フィードバックアプリを通して、20万件以上の「ユーザーから発生したフィードバック」が同社に送信されたという。人々はWindows 10について、どのような感想を述べているのだろうか。
ソフトウェア開発者でWindows InsiderのMatt Goldstein氏は、これまでに最も多く送信されたフィードバックをまとめるスクリプトを作成した、とBelifore氏は述べた。10月8日に掲載された記事の中で、「Supersite for Windows」記者のPaul Thurrott氏は最も多いコメントと要望、懸念のトップ10を明かした。
それらの一部を紹介すると、新しい検索ボタンとタスクビューボタンを移動、または無効化することを勧めるフィードバックがあった。ローカルアカウントをもっと簡単に使用できるようにしてはどうかという提案もあった。「コントロールパネル」から「PC設定」への移行を完了してはどうかという提案もあった。
Belifore氏は、人々がWindows 10をどのように実行および使用しているのかを示す統計データも公表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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