タブレットのYOGA Tablet 2シリーズは全5モデルで、3つのAndroid搭載モデルと2つのWindows搭載モデルがラインアップする。Wi-Fiモデルに加え、一部には新たにSIMロックフリーの高速LTEデータ通信に対応したモデルの発売を予定していることを明らかにした。
いずれのモデルも、前モデルから続く3つの「ホールドモード」「スタンドモード」「チルトモード」に加え、今回新たに「ハングモード」の機能を搭載した。
ホールドモードは、手にフィットするグリップを持って使用する。縦向きでも横向きでも、長時間タブレットを持っていても疲れにくい持ち方という。
スタンドモードとチルトモードは、グリップ部分に親指の付け根部を軽く添えて回すとスタンドが出てくる。スタンドの角度を調整することでビデオチャットや動画鑑賞の際にスタンドのように立てて使ったり、机の上に角度を付けて置くことで、メールやSNSの書き込みをしたりできる。
ハングモードは、タブレットのスタンド部分に穴が空いており、壁などにかけてタブレットを使用できるというもの。キッチンやオフィスのパーテーションなどにかけておける。
まずAndroid搭載モデルは、「YOGA Tablet 2」として8インチモデルと10インチモデルがラインアップする。価格は8インチモデルが2万9500円前後で、10インチモデルが3万4500円前後。10月17日に発売する。12月をめどにLTE版も予定しているが、価格は未定。
主なスペックは、Android 4.4、インテル Atom Z3745 プロセッサを搭載。ワイドスクリーン IPS WUXGA(1920×1200)液晶、2Gバイトメモリ、16Gバイトのストレージ、背面8メガ、前面1.6メガのカメラを搭載する。重さは8インチが約419g、10インチ約619g。バッテリ駆動時間時間は約18時間。
さらに、新たにプロジェクタを内蔵したハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」を追加した。13.3インチのワイドスクリーン IPS WQHD(2560×1440)液晶を搭載し、タブレットを使って撮影した動画などをプロジェクタ機能を使って投影できる。YOGA Tablet 2 Proには、JBL 2.1チャネルサラウンド対応スピーカーとして、背面にサブウーファ(5W)、前面には2つのステレオスピーカー(1.5W×2)を内蔵しており、タブレットでありながら本格的な高音質サウンドも楽しめるとしている。
主なスペックは、Android 4.4、CPUはインテル Atom Z3745 プロセッサを搭載。2Gバイトメモリと32Gバイトのストレージ、内蔵プロジェクタ、JBL 2.1 チャネルサラウンド対応スピーカー(サブウーファー5W、ステレオスピーカー1.5W×2)、ドルビーデジタルプラス(ソフトウェア)、ウォルフソンマスターHi-Fiチップ、背面8メガ、前面1.6メガのカメラを内蔵する。重さは約950gで、バッテリ駆動時間は約15時間。
市場想定価格は税別で5万9500円前後、11月中旬に発売を予定している。なお、YOGA Tablet 2 ProのLTEモデルは予定されていない。
「YOGA Tablet 2 with Windows」は、Internet ExplorerでBingが既定の検索エンジンとして設定されているOS「Windows 8.1 with Bing」とMicrosoft Office Home & Business 2013が搭載されている。形はAndroid版と同じだ。
8インチモデルと10インチモデルがラインアップし、ワイドスクリーン IPS WUXGA(1920×1200)液晶を搭載する。CPUはインテル Atom Z3745 プロセッサ、メモリは2Gバイト、ストレージは32Gバイトだ。背面8M、前面1.6Mの内蔵カメラを搭載する。重さは8インチモデルが約426g、10インチモデルが約629g、バッテリ駆動時間は約15時間だ。
市場想定は8インチモデルが税別で3万4500円前後、発売は11月下旬、10インチモデルが5万4500円前後で発売は10月下旬を予定している。なお、10インチモデルのみLTE版が予定されており、12月中旬の見込み。価格は未定だ。
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