マイクロソフト、写真共有アプリ「Xim」をリリース

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2014年10月09日 10時01分

 Microsoft ResearchのFUSE Labsは、写真共有を簡単にする新しい無料のスマートフォンアプリをリリースした。「Xim」(「ジム」と発音)というこの新アプリを使用すれば、端末そのものを手渡して見せることなく、写真を共有することができる。Ximアプリを持っていないユーザーも共有された写真を見ることができるが、利用には(現時点では)米国の携帯電話番号が必須。ユーザーは電子メールを使用して、スマートフォンを所有する任意のユーザーに「Xim」することができる。Ximはブラウザで表示可能で、約1時間後に表示期限が切れる。

 Ximで人と写真を共有するには、Ximアプリが必要である。Ximアプリは米国時間10月8日から、「Windows Phone」と「Android」搭載端末を対象に提供開始される。「iOS」版もまもなく提供される予定。Ximを作成したユーザーは、1~50枚の任意の枚数の写真を、カメラで撮影した写真や「Dropbox」「Facebook」「Instagram」といった他のサードパーティーサービスから選択し、招待する相手を選んで、テキストまたは電子メールで招待状を送信できる。


 Microsoftのブログ投稿によると、Ximへの招待を受けたユーザーとは、スワイプ、パン、ズームといった操作も共有できるという。

 2014年夏には、Microsoft Researchが「Snapchat」に対抗する製品を開発していると報じられた。そうして出されたアプリ「WindUp」は、Microsoft関係者に言わせると「研究目的のみ」を意図したものだったことが明らかになった。Microsoftのブログ投稿からは、XimがWindUpのいずれかの概念や技術に基づいているのかどうかは明らかではない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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