著名人の流出写真に対する自社サイトにおける対応が遅かったとして非難されたGoogleが、「何万枚もの」流出写真を削除したと反論している。
「iCloud」アカウントがハッキングされ、写真が盗まれてオンライン上に公開された有名人の一部を代表する弁護士らが米国時間10月2日、1億ドルの損害賠償を求めて同社を提訴するとしたことで、Googleは窮地に立たされた。弁護士らは、Googleサイト上に掲載された画像の削除要請を無視したとしてGoogleを非難したが、Googleは、迅速に対応したと主張している。
Googleは米ZDNet宛ての声明で、「要請を受けてから数時間のうちに何万枚もの写真を削除し、数百ものアカウントを閉鎖した」と述べた。「インターネットは多くの良いことに使用されている。他人のプライベートな写真を盗む行為は、それには該当しない」(Google)
The Hollywood Reporterは2日、9月にヌード写真流出の被害に遭った「十数名以上の」著名人を代表するハリウッドの弁護士らがGoogleに送付した書簡を公開した。
弁護士らは、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の下で求められているように速やかに写真を削除しなかったとしてGoogleを非難している。また弁護士らは、BloggerおよびYouTubeから画像を削除するとともに、問題のあるすべてのアカウントを停止または終了することをGoogleに要求した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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