Appleは米国時間10月2日に公開した特許出願書類の中で、アイコンと写真を使用する新しい「Apple TV」セットトップボックス(STB)向けデジタルリモコンの設計を示した。これは、テレビに表示されるグラフィックインターフェースに似ているが、スマートフォンやタブレットコンピュータ向けに縮小、カスタマイズされている。同社は3月にこの特許出願書類を米特許商標庁(USPTO)に提出した。
Appleは既に物理リモコンを作り直しており、数個のボタンだけで動画や音楽を操作できるスリムなApple TV向けリモコンを提供している。新たに公表された特許出願書類は、同社が将来的にそのスリムなリモコンを完全に捨てて、再び物理リモコンを作り直す可能性があることを示す。そのようなアイデアが実現すれば、Googleの「Chromecast」に似たものになるだろう。
特許出願書類のコンセプトは、Appleの現行の「Remote」アプリを次の段階に進化させたものだ。Remoteアプリは、モバイル向け「iTunes」ライブラリインターフェースに似たプログラムでApple TVを操作できる機能を提供する。一方、新しいインターフェースは、それよりもはるかに複雑な印象で、より多くのグラフィックスと機能が含まれている。スマートフォンとタブレット、ノートPCで使用可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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