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楽天、“Rポイントカード”を開始--三木谷氏「楽天市場開始時と同じくらいの興奮」

井指啓吾 (編集部)2014年10月01日 18時18分
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 楽天は10月1日、楽天スーパーポイントの共通ポイントサービス「Rポイントカード」を開始した。Rポイントカードで貯めたポイントは、楽天市場などの楽天グループサービスや加盟企業の実店舗などで「1ポイント=1円」で利用できる。

  • Rポイントカード

 Rポイントカードを当初利用できるのは、次の12社・団体が運営する全国約1万2600以上の実店舗。カードは専用サイトで利用登録をすることで使えるようになり、貯まったポイントは同サイトで確認できる。Rポイントカードは加盟店で配布される。

【追記:10月3日18時38分】楽天は10月3日、Rポイントカードを当初利用できる実店舗数を「全国約1万3300以上」から「全国約1万2600以上」に訂正し、またサービス開始当初は使用できない店舗があることを伝えた。【追記ここまで】

当初の加盟企業・団体

  • 出光興産「出光サービスステーション」
  • J.フロント リテイリング「大丸」「松坂屋」
  • サークルKサンクス「サークルK」「サンクス」
  • ポプラ「ポプラ」「生活彩家」「スリーエイト」「くらしハウス」
  • プラザクリエイト「パレットプラザ」「55ステーション」「スタジオパレット」
  • ダスキン「ミスタードーナツ」
  • プロントコーポレーション「プロント」「カフェソラーレ」など
  • ジンコーポレーション「ミュゼプラチナム」
  • モバイル・コマース・ソリューション「得タク」
  • 日本通運「引越しは日通」
  • 引越社「アリさんマークの引越社」
  • 釧路ポイントカード事業協同組合「和商市場」など

 一部の加盟企業では、楽天カードまたは楽天Edyによる決済との併用により、楽天スーパーポイントを重複して獲得できる。具体的には、Rポイントカードを掲示し、決済手段が楽天カードの場合は100円につき1ポイント、楽天Edyの場合は200円につき1ポイントが還元される。なお楽天では、楽天カードとRポイントカードを一体化させた「Edy-Rポイントカード」も提供している。

 10月初旬にはRポイントカードの会員証バーコード表示機能が付いたiOS/Android向けアプリも提供予定。これにより、カード本体を持ち歩くことなくRポイントカードを利用できるようになる。また2015年春には、簡易端末を利用した個人向けのRポイントカードサービスの提供を予定している。


楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏。会見前にRポイントカードで購入したというミントのタブレットを持って登場した

 楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は会見で、10月1日0時にサービスを開始したRポイントカードが会見時間を迎えるまでの13時間あまりで「想定を上回る取引量になっている」と明かし、「楽天市場を立ち上げた時と同じくらいの興奮を覚えている」とコメント。先行している共通ポイントサービスとは「約9400万人の楽天会員をベースにすること」などで差別化し、加盟企業の拡大を目指すと語った。

 「実感として、(Rポイントカードに)加盟をしない理由がない。今後、単純な会員獲得のためのツール以上のものができてくる。蓄積されたデータをベースに、マーチャンダイジングや価格戦略に活かせるようになる。加盟したうえで、独自のポイントプログラムを併用して使ってもらって全く構わない」(三木谷氏)。

 マーケティングに活用するためのデータに関しては、「プライバシーの問題があるため非常に慎重に取り組まなければならない」(三木谷氏)と話し、具体的な内容はこれから詰めていくとした。

  • 大丸松坂屋百貨店 代表取締役社長の好本達也氏

 加盟企業の代表として挨拶した大丸松坂屋百貨店 代表取締役社長の好本達也氏は、「我々も実店舗だけで戦っているわけではない。インターネットのテクノロジを駆使しながら顧客とコンタクトを取っており、楽天スーパーポイントなどを媒介にしてアライアンスを組んでいくのは、現代では必然。顧客のニーズそのままだと考えている」と共通ポイントサービスに参画した理由を語った。


会見には加盟企業・団体の代表者が出席した

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