15周年迎える「ヤフオク!」、CtoC王者の憂いと目論み - (page 3)

井指啓吾 (編集部)2014年09月26日 07時30分

 コミュニケーションのハブを押さえている「LINE MALL」(LINEはスマホアプリではなく「ショッピングアプリ」とうたっている)が伸びると、他のサービスにとって脅威になると思います。

――今後、フリマアプリとユーザー層が重なった場合の戦略は考えていますか。

 圧倒的な商品数で他を引き離していくこと。シンプルですが、それが勝ち筋の戦略かなと思っています。ただ、商品数を増やせば増やすほど欲しい物が見つけにくくなるので、そこをいかにシンプルにするか、マッチングの精度を高めるかというのが課題です。

 「何でも見つかる」という世界は総商品数が多いサービスでなければ叶えられなくて、そこに一番近いのが我々だと思っています。圧倒的な商品数で、なおかつ圧倒的に見つけやすい場所を目指します。

――最後に、今後の意気込みを聞かせてください。

 ヤフオク!を今までに使ったことのある人も、ない人も、一回使ったけど面倒だからやめた人も、だいぶ使い勝手がよくなっているので、だまされたと思って使ってみてください。今後も、さらに使いやすくなるようにサービスを磨きあげていきます。


ヤフー社内にてインタビューに応じてもらった

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