キヤノンは9月24日、DLP方式によりランプの交換寿命を4000~6000時間へと長寿命化したビジネス向けプロジェクタ4機種を発表した。3000ルーメンの明るさを実現する。
キヤノンでは、すでにLCOS、液晶タイプのプロジェクタも販売しており、今回のDLP方式を加え3方式によるプロジェクタを展開していくことになる。
発売されたのはポータブルタイプの「LV-WX300」(想定価格:9万円前後)、「LV-X300」(同:7万円前後)、短焦点タイプの「LV-WX300ST」(同:10万円前後)、「LV-X300ST」(同:9万円前後)。いずれもR(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)の4色にY(黄)、C(シアン)の2色を加えた6色カラーホイールを採用し、中間色の再現力を向上している。発売はポータブルタイプが9月末、短焦点タイプが12月を予定している。
LV-WX300/WX300STは1280×800ピクセルのWXGA解像度、X300とX300STは1024×768ピクセルのXGA解像度。いずれもコントラストは2300対1の高コントラストを実現する。
入力端子はアナログPC、HDMI、コンポーネントビデオ、ビデオを装備。いずれも10Wの内蔵スピーカを備える。
ポータブルタイプは、高さ114.5mm×幅282mm×奥行き232mmで、重量約2.5kgのコンパクト、軽量デザイン。短焦点タイプは高さ117.9mm×幅282mm×奥行き267.5mmで、重量約2.8kgになる。
短焦点タイプのWX300STは70~120インチ、X300STは60~120インチの投写に対応し、両機種ともに最短投写距離は0.74mになる。
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