エプソンは5月19日、投写した画面上に電子ペンで書き込みができるビジネスプロジェクタ2機種と、超短焦点プロジェクタ1機種、常設向けプロジェクタ8機種を発表した。
ビジネスプロジェクタ「EB-1430WT/1420WT」は、PCに接続することなく、プロジェクタで投写した画面上に、電子ペンで書き込みや書き込み内容の保存、共有ができる「ホワイトボード機能」を搭載したモデル。7月10日に発売する。予想税別価格は、「指deタッチ」操作に対応したEB-1430WTが約35万円、EB-1420WTが約30万円。
ホワイトボード機能は、電源を入れるだけで起動する仕組み。書き込んだ内容の拡大や縮小、移動も可能だ。専用アプリ「Epson iProjection」をインストールすれば、スマートフォンやタブレット端末内のデータを転送して取込むこともできる。
さらに、投写面でPC操作や書き込み、データ編集が可能な「PCインタラクティブ機能」を搭載。ドライバをインストールすることなく、USBケーブル1本の接続で、映像やインタラクティブ機能の転送が可能なほか、ワイヤレス接続も可能だ。
超短焦点プロジェクタ「EB-595WT」は、指でのタッチ操作が可能な電子黒板機能を内蔵した、壁掛け対応の文教向けモデル。投写画面上で指を使い、電子黒板のツールボタンの操作や画面の拡大、縮小、スクロールなどを直観的に操作できる。矢印や三角、丸など、簡単な描画のほか、ペンで書いて指で消すといった操作も可能だ。5月29日に発売し、予想価税別格は約25万円。
常設向けプロジェクタは、カラーの明るさ1万ルーメン、コントラスト比1万5000対1の「EB-Z10000U」など全8モデルを、6月30日より順次発売する。EB-Zシリーズは、圧倒的に明るい大画面と、ファンノイズ40デシベル以下という静音性を特長としている。3LCD方式を採用しており、カラーの画像や映像を投写しても、明るさが落ちることはないという。
DCDiチップを搭載し、動画性能を向上。リアル解像度WUXGAモデルの、「EB-Z10005U」、「EB-Z10000U」、「EB-Z9870U」、「EB-9750U」にはフレーム補間技術を搭載し、より滑らかな動画映像の再生が可能だ。
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