Appleは米国時間9月17日、タブレットと携帯電話向けOS「iOS 8」のリリースと併せて、発売からかなり時間がたっているストリーミングボックス「Apple TV」についても、比較的小規模なアップグレードを行った。これによりApple TVのソフトウェアはバージョン7.0となった。
最も大きな変更は、Appleが2014年8月に買収を完了したBeats Electronicsの音楽サブスクリプションサービス「Beats Music」用の新しいアプリを米国において追加したことだ。インターフェースはその他のApple TV用アプリとよく似ており、アルバムジャケットのサムネイルがグリッド表示されるほか、プレイリストへのアクセス、そしてパーソナライズされたお勧めが表示される「Just For You」のセクションなどがある。
Beatsは、ラジオアプリの「iTunes Radio」や(当然のことながら)「Music」と同様に、Apple TVにおいて「iTunes」本体との接続を担うアプリとなる。
バージョン7.0のソフトウェアのもとでApple TVから「iCloud」にサインインすると、iCloudの写真や、iOS 8で新たに加わった「Family Sharing」にもアクセスできる。Family Sharingは、最大で6人までの家族を、アプリ、音楽、写真などのコンテンツを共有する相手として指定できる機能だ。
また、このアップデートによりメニュー画面の外観も手直しされ、iOS 8のフラットなデザインと似たものになった。
Apple TVバージョン7.0へのアップデートは、「設定」>「一般」>「ソフトウェアをアップデート」の順に選択すると実行できる。ただしこのアップデートが可能なのは、最新世代のApple TVのみだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス