レンズ交換式カメラ市場は、233万台と近年で最も好調だった2013年に対し、消費税導入の反動で2014年は197万台に落ち込む見通し。キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏は、「2015年以降は再び上昇する。市場はまだ成長過程にある」と見る。
理由として、ノートPCやカーナビ、ポータブルオーディオプレーヤーなどと比較し、購入意向を示す割合が高いこと、コンパクトカメラユーザーやスマートフォンユーザー、高級コンパクトやミドルクラスユーザーのいずれも、交換式カメラの購入意向が高いことを挙げた。世帯普及率はまだ20%程度で、40%程度まで拡大すると見る。
「スマホユーザーももっと良い写真が撮りたい。もっといいカメラが欲しいという気持ちに変わりはない。これは活性化につながる、ビジネスチャンスだと捉えている。EOS学園の利用者数も伸びている。デジタル一眼レフカメラは今後も拡大するマーケットと確信している」と語った。
発売に先駆け、いち早く製品に触れられる体験イベントを東京と大阪で開催する。9月26日~9月28日まで品川のキヤノンSタワー、10月5日~10月7日まで梅田のナレッジシアターで行う。
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