キヤノン、5年ぶりのAPS-Cフラッグシップ機「EOS 7D Mark II」--連写とAF性能が向上 - (page 2)

レンズ交換式カメラ市場は「まだ成長過程」--世帯普及率40%目指す

キヤノンマーケティングジャパン 常務執行役員 イメージングシステムカンパニープレジデントの八木耕一氏、キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏、キヤノン イメージコミュニケーション事業本部 副事業本部長の岡田正人氏
キヤノンマーケティングジャパン 常務執行役員 イメージングシステムカンパニープレジデントの八木耕一氏、キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏、キヤノン イメージコミュニケーション事業本部 副事業本部長の岡田正人氏

 レンズ交換式カメラ市場は、233万台と近年で最も好調だった2013年に対し、消費税導入の反動で2014年は197万台に落ち込む見通し。キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏は、「2015年以降は再び上昇する。市場はまだ成長過程にある」と見る。

レンズ交換式カメラの市場規模
レンズ交換式カメラの市場規模

 理由として、ノートPCやカーナビ、ポータブルオーディオプレーヤーなどと比較し、購入意向を示す割合が高いこと、コンパクトカメラユーザーやスマートフォンユーザー、高級コンパクトやミドルクラスユーザーのいずれも、交換式カメラの購入意向が高いことを挙げた。世帯普及率はまだ20%程度で、40%程度まで拡大すると見る。

 「スマホユーザーももっと良い写真が撮りたい。もっといいカメラが欲しいという気持ちに変わりはない。これは活性化につながる、ビジネスチャンスだと捉えている。EOS学園の利用者数も伸びている。デジタル一眼レフカメラは今後も拡大するマーケットと確信している」と語った。

 発売に先駆け、いち早く製品に触れられる体験イベントを東京と大阪で開催する。9月26日~9月28日まで品川のキヤノンSタワー、10月5日~10月7日まで梅田のナレッジシアターで行う。

  • 発売に先駆け、ユーザー体験イベントも開始

  • バッテリーグリップのプレゼントキャンペーンも

EOS 7D Mark II 特長紹介

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