UPDATE Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏が、同社の最近の動きと今後について、米公共放送ネットワークPBSのCharlie Rose氏のインタビュー番組で語った。
前後編からなるインタビューの中でCook氏は、Apple製テレビ、Beats Electronicsの買収、Steve Jobs氏が遺したものなどの話題に触れた。PBSは、インタビューの内容を米CNETに公開した。以下はその一部だ。
Cook氏は、これが市場に出る最初のスマートウォッチでなくとも、商業的に成功するとの自信をのぞかせた。
「Apple Watchは、当社がこれまでに生み出した中で最もパーソナルなデバイスだ。さまざまなことを模索した結果、完成した製品は誰もが予想する時計という以外に、多くの機能を備えたデバイスになった。例えば、まったく新しい方法で人々とコミュニケーションをとり、つながるといった機能だ」とCook氏は述べる。
Cook氏は新型の「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を、「iPhone史上最大の進歩」であり、「これまで開発した中で最高のiPhone」と評価した。大型化したのはサムスンの「GALAXY S5」に対抗するためかというRose氏の問いに、Cook氏は「iPhoneを大きくするだけなら何年も前にできた。ただスマートフォンを大型化するのが目的ではない。あらゆる点でより優れたスマートフォンを作ることが目的だ」と述べた。
Appleは、テレビの開発に取り組んでいると何年も前からうわさされている。Cook氏は、実際に開発中かどうかは明言しなかったが、テレビは「当社が大きな関心を寄せているもの」だと認めた。Cook氏によると、現在のテレビ視聴体験は「1970年代のまま止まって」おり、「まるで時計の針を巻き戻し、タイムカプセルに乗って過去に逆戻りしているような感じだ」という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?