アップルは9月10日(日本時間)、iPhone 6/iPhone 6 Plusを発表するとともに、iOS 8を9月17日に提供することを明らかにした。また、iOS 8のリリースと秋に予定されているOS X Yosemiteのリリースを控え、iCloudのストレージプランを一新した。
新しい利用料金は、従来通り5Gバイトまでは無料。ほか、20Gバイトまで月額100円、200Gバイトまで月額400円、500Gバイトまで月額1200円、1Tバイトまで月額2400円のプラン構成となった。これまでは、5Gバイトまでの無料プランほか、アップデートプランとして10Gバイトが年間2000円、20Gバイトが年間4000円、50Gバイトが年間1万円となっていた。
iOS 8は無料でアップデートでき、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPod touch(第5世代)、iPad 2、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad Air、iPad mini、iPad mini Retinaディスプレイモデルに対応する。
主な機能は、音声メッセージを送信できる「Tap to Talk」などメッセージや写真の編集機能、共有機能などを強化。
新しい予測タイピング機能を持つ「QuickTypeキーボード」に加え、iOS 8では他社製のキーボードにも対応。ジャストシステムの「ATOK」や、Android OS向けに提供されているバイドゥの「Simeji」、MetaMoJiの手書き日本語入力「mazec」などが登場する見込みだ。ユーザーが好みのインプットメソッドを利用できるようになる。
また、健康やフィットネスに関するデータの概要を一覧できる新しいヘルスケアアプリケーションを備える。さらに、家電製品とiOSを連携させる「HomeKit」により、対応機器であればSiriに音声で部屋の照明を点灯させたり家の機器を制御したりできるとしている。
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