Microsoftが、2014年のホリデーシーズン向けの広告や販促用の資料から「Nokia」と「Windows Phone」というブランド名をなくす準備を進めているようだと、情報サイトGeekOnGadgets.comが米国時間9月10日付の投稿で伝えた。
GeekOnGadgetsは「機密扱いの内部文書」から得た情報として、Microsoftが「Lumia」を「ヒーローブランド」にする計画だと伝えている。
さらにGeekOnGadgetsによると、Microsoftは「Windows Phone」というOS名を広告や販促に利用するのをやめ、単なる「Windows」に変更する予定だという。
これらの内容は、どれも初めて耳にする話ではない。2014年夏に入り、Microsoftが今後数カ月のうちにNokiaブランドを段階的に廃止する計画だとする、複数の報道が浮上していた。さらに最近になって、Microsoftがスマートフォンの広告で「Windows Phone」ではなく「Windows」という名前を使い始めたという話が、洞察力の鋭い一部のMicrosoftユーザーやPiptell.comのMichael Gillett氏のような同社のウォッチャーから出ていた。
Nokiaの携帯電話事業がMicrosoftの一部門となり、現在は地図やネットワーク事業を手がけるNokiaから分離された今、Microsoftが複数のブランドを整理する必要があることは明らかだ。携帯電話のブランド名としてのNokiaは、米国外ではかなりの知名度を得ているものの、Microsoftは自社の携帯電話向けに単一のブランド名を持つ必要がある。どうやらそれが「Lumia」となる可能性が高まっているようだ。
(さらにはMicrosoftが「Surface」ブランドに代わり、Lumiaブランドを使用するかもしれないといううわさも流れている)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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