アップルは9月10日(日本時間)、新たなiPhoneとして2モデルを発表した。事前の噂どおり画面は大型化し、4.7インチ(1334×750)326ppiのRetina HDディスプレイを搭載した「iPhone 6」と、さらに大きく5.5インチ(1920×1080)401ppiを搭載した「iPhone 6 Plus」が登場した。
また、各キャリアの発表に先駆けて、アップルがSIMフリー端末の価格を発表している。
いずれも価格は税別で、iPhone 6は16Gバイトモデルが6万7800円、64Gバイトモデルが7万9800円、128Gバイトモデルが8万9800円。iPhone 6 Plusは16Gバイトモデルが7万9800円、64Gバイトモデルが8万9800円、128Gバイトモデルが9万9800円。
アップルのウェブサイトでは、新モデルの発表に伴いSIMフリーモデルのiPhone 5sを値下げした。また、ラインアップを変更し、iPhone 5sの64GバイトモデルとiPhone 5cの取り扱いがなくなっている。
iPhone 5sのSIMフリーモデルの価格は、16Gバイトモデルが5万7800円、32Gバイトモデルは6万2800円となっている。
また、iPhoneのラインアップとしては、iPhone 6/iPhone 6 Plus、iPhone 5s/5cともに紹介されているが、iPhone 5sの64Gバイトモデルがなくなっているほか、iPhone 5cの16Gバイトモデル、32Gバイトモデルがなくなり、8Gバイトモデルが新たに登場している。
なお、イベントでは、iPhone 5sの価格は、2年契約付きで99ドルからと発表されている。iPhone 5cの8Gバイトモデルは今後、2年契約付きで無料という。日本の各キャリアからはまだ発表されていないが、おそらく国内でも同様に値下げされることが予想される。
新たなラインアップと価格改定について各キャリアに問い合わせた。ソフトバンクモバイルによれば、iPhone 5cの8Gバイトモデルは取り扱わない方針で、在庫の16Gバイトと32Gバイトがなくなり次第終了としている。なお、iPhone 5sは同日より、16Gバイトモデルの一括払いでおよそ1万円程度値下げしているとのことだ。5cは、すでに徐々に以前から値下げをしており、今回特に大幅に下げるといったことはしていないという。
KDDIも同様に、iPhone 5cの8Gバイトモデルは取り扱わない方針で、在庫の16Gバイトと32Gバイトがなくなり次第終了としている。価格については発表できる段階にないとのこと。NTTドコモは、iPhone 5cの8Gバイトモデルの販売や価格改定について「回答を差し控える」(広報部)としている。16Gバイトモデルと32Gバイトモデルは引き続き販売していくとのことだ。
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