欧州最大の技術見本市「IFA」がベルリンでまもなく開幕するが、ソニーは、複数の既存製品に対するアップデート版とともに、いくつかの新製品を発表した。
同見本市において目玉となるのは議論の余地なく、「Xperia Z3」である。ソニーの新しい「Android」搭載主力スマートフォンである同端末には、2.5GHzのクアッドコアCPU、1080pの5.2インチ画面、「 Android 4.4 KitKat」が搭載されている。また、25mmの広角レンズとISO感度が最大12800に対応可能なセンサを搭載する20.7メガピクセルのカメラも装備されている。これだけISO感度が高ければ、暗い場所での撮影に最適だが、ISO感度が高いと一般的には画像ノイズも増えてしまう。その点については、製品を実際に確認する必要がある。
スマートフォンカメラが平凡すぎるというユーザーは、ソニーが今回発表したレンズカメラのいずれかを検討するとよい。これらの製品は基本的には本体のないカメラで、「iOS」または「Android」搭載スマートフォンの背面に取り付けて、スマートフォンのディスプレイを制御インターフェースとして使用することができる。「Cyber-shot DSC-QX30」には30倍のズームレンズが搭載されており、「ILCE-QX1」には好きな「Sony E-Mount」レンズを取り付けることができる。
上記以外に、3度目の挑戦となるスマートウォッチや、E Inkディスプレイを搭載し、スマートフォンと併用することによって電話の発受信が可能なフィットネストラッカーなどが発表された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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