Appleが次期「iPhone」でモバイル決済の分野に進出するという情報が、ますます現実味を帯びてきた。
Wiredは米国時間8月28日、事情に詳しい情報筋らの話として、多大な期待が寄せられる「iPhone 6」にNFC(近距離無線通信)機能が搭載され、新しいモバイル決済プラットフォームが提供される予定だと報じた。NFCは、携帯端末と他の機器の間の非接触の近距離通信を可能にする技術で、レジでの支払いや、電話端末同士を瞬時に認識させるためによく利用されている。
iPhoneに関する多数のうわさが駆け巡る中、NFCの搭載は、8月の時点で既に他の報道でも予測されていた。
Wiredは、新しいモバイル決済プラットフォームが新型iPhoneの「目玉機能」の1つになる見込みだと報じている。
Appleはこれまで、モバイル決済の分野で目立った動きがなかったが、2012年に提供開始した「Passbook」でその方向にわずかに踏み出している。同サービスは、ユーザーのポイントカード、クーポン、イベントチケットをiPhoneでまとめて管理する機能で、デビットカードやクレジットカードによる決済機能は含まれていない。
Appleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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