インターネットラジオのトッププロバイダーであるPandoraが米国時間8月27日、「Google Glass」用アプリを発表した。これにより、Pandoraの各局に音声コマンドで簡単にアクセスできるようになる。
Google Glassは、1500ドルのヘッドマウント型音声操作コンピュータで、2014年5月に米国などで一般向けの販売が開始されたが、まだニッチなデバイスの1つにとどまっている。Pandoraの事業開発責任者を務めるIan Geller氏によると、このGlass用アプリ開発の狙いは、ウェアラブルコンピュータとラジオの組み合わせがどこまでうまく機能するか、そしてその限界はどこなのかを見極めることだったという。
社内のハッカソンプロジェクトによってPandoraが製作したこのアプリは、Google Glass装着者向けに3つの方法で音楽を再生できる。内蔵スピーカーと骨伝導による再生(ヘッドフォンは不要)、Glassのキットに含まれるモノラルイヤホン、そしてマイクロUSBヘッドセットのような別売りのステレオイヤホンだ。
Google Glassを装着したユーザーは、そのままパーソナライズされたラジオ局にアクセスできる。音声コマンドで既存の局の選択や、新たな局の追加ができるほか、タッチパッドをタップして楽曲を評価することや、再生中の曲の一時停止、スキップ、停止といった操作も可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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