サムスンは米国時間8月27日付けのブログ投稿で、メタルフレームと丸みを帯びたエッジが「iPhone」に似ているとされる「GALAXY ALPHA」のデザインについて詳しく説明した。同端末は9月に、まずは英国で発売される予定だ。
サムスンといえば、これまでフレームと背面がプラスチック製のスマートフォンを製造してきた。そのため金属製というのは、サムスンにとって新しいデザインのように思うかもしれないが、サムスンは、それが誤解であることを示そうとしている。同社は、金属を採用するこれまでの同社製スマートフォンとウェアラブル機器を挙げ、ALPHAの外観は2006年の「Samsung Card Phone」(ちなみに同製品はiPhoneよりも1年早くリリースされている)に由来していると付け加えた。
GALAXY ALPHAは、サムスンのハイエンドスマートフォンが、「iPhone 5s」や「HTC One M8」と比べ、プラスチック製で安っぽい感じがするという不満を緩和しようとする同社の試みである。ALPHAは、金属を採用するサムスン製スマートフォンの第1弾になると予測されている。しかしサムスンは、デザインがApple製品に近くなりすぎないように注意する必要がある。両社はこの数年間、特許問題をめぐって法廷で争い続けており、互いに相手がデザインや機能を模倣したと主張している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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