Googleが、「ビルトイン」のバーチャルアシスタントと自らを称するEmuを買収した。これによりインテリジェントパーソナルアシスタントの「Google Now」が新たな方向へと進む可能性がある。
EmuはAppleの「Siri」や「Yahoo Messenger」のほか、Googleでの開発に携わった経験者らが2012年に創設した。提供するアプリの機能は、Google Nowなどのほかのバーチャルアシスタントプラットフォームとそれほど変わらない。Emuを使って、場所の共有やリマインダーの管理、ミーティングの設定などをすることができる。
他との違いは、開発者らが主張するように、人工知能、つまり機械学習および自然言語処理を利用する点である。これによって上記の処理のすべてをリアルタイムに実行する。
機械学習という側面は、Googleにとって重要な要素だ。これによってGoogle Nowはさらによくコンテキストを認識し、複数のモバイルプラットフォーム上でいっそう高速に動作するようになる可能性がある。
Emuのチームは米国時間8月6日のブログ投稿で買収を認めた。
同チームは、8月25日に現在のEmuアプリの提供を中止する予定であることも付け加えている。
買収の金銭的条件は公表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス