Sprintが今後、競合のT-Mobileを買収することはなくなった。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間8月5日に報じた。
米国第3位の通信事業者であるSprintは、2013年からうわさされていたT-Mobileの買収計画を断念した。さらにRe/codeは、Sprintが6日にも同社最高経営責任者(CEO)のDan Hesse氏を取締役のMarcelo Claure氏と交代させる予定だと報じている。Claure氏は、モバイル卸売りBrightstarのCEOである。
匿名情報筋がWSJに語ったところによると、米国ワイヤレス市場で3位と4位の両社は、この買収案が規制当局による認可を得られないものと判断したという。米CNETはSprintにコメントを求めたが、拒否されている。T-Mobileにもコメントを求めたが、すぐには得られなかった。
今回のニュースに先立ち、T-Mobileとフランスの通信事業者Iliadとの交渉が失敗に終わったとの報道があったばかりだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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