Motorolaが、スマートフォンのロックを解除するための一風変わった方法を提供している。小さな回路を腕に貼る、いわゆるデジタルタトゥーが米国時間7月22日、「Moto X」スマートフォン向けに提供開始された。
同技術は、2013年の「D: All Things Digital」カンファレンスで紹介されていた。Motorolaは、1回のタップでスマートフォンのロックを解除できるクリップ型のウェアラブルアクセサリ「Skip」を提供しているが、デジタルタトゥーはその流れを汲む。
Motorolaによると、ユーザーは平均で2.3秒かかるスマートフォンのロック解除を、1日に約39回も行うという。この操作が面倒で、端末をロックしないユーザーもいる。Motorolaはウェアラブル技術によってロック解除がもっと便利になることを期待しているが、デジタルタトゥーがファッションアクセサリとして高い人気を集めるかどうかは不明である。
デジタルタトゥーは5セント硬貨大の薄いステッカーで、回路が組み込まれている。これを腕に貼り、端末をタッチするだけでロックが解除できる。このNFC対応技術は、10枚セット10ドルでVivaLnkが提供している。各ステッカーは5日間使用可能で、シャワー、水泳、運動をしてもはがれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力