「iOS 8 beta 4」(ビルド番号「12A4331d」)が米国時間7月21日、Appleの開発者向けにリリースされた。
最も目立つ新機能の1つは、Worldwide Developers Conference(WWDC)で最初に言及された「Tips」と呼ばれるファーストパーティーアプリだ。Tipsのキャッチフレーズは、「『iPad』でもっと多くのことをやろう。毎週、Appleから新しいTips(ヒント)を受け取ろう」だ。「Start Learning」をクリックすると、TipsはiOS 8の新機能についてチュートリアルをユーザーに提供する。最初のバージョンのTipsには、6種類のTipが含まれている。
Tipsアプリはデフォルトでインストールされており、アンインストールすることはできない。それぞれのTipは、MessageやMail、Twitter、Facebookとして共有することが可能だ。Tipを「Like」することもできるが、これは(FacebookのLikeではなく)「フォトストリーム」のLikeに相当するもののようだ。
さらに、「Control Center」にも大規模な再設計が施され、「iOS 8」のほかの部分と調和する、よりフラットなデザインが採用された。従来はアイコンの周りに黒い縁が表示されていたが、再設計されたControl Centerでは、それが排除されており、選択されたアイコンは白色に変わる。
MacRumorsへの投稿によると、iOS 8 beta 4では、「Display & Brightness」(ディスプレイと明るさ)の設定が「Wallpaper」(壁紙)から分離されて、独自のルートレベル設定に移され、画面輝度やテキストサイズ、ボールドテキストを調節できるオプションが追加された。「Settings」(設定)から「Messages」(メッセージ)に進むと、新しい「Keep Messages」(メッセージを保持)オプションが表示される。このオプションでは、デフォルトでは永久保存されるようになっており、1年などを指定することができる。後者のオプションをクリックすると、過去のメッセージ(添付ファイル付きのものも含む)は削除されることを警告するダイアログが表示される。
Messagesアプリ使用中にキーボード上のマイクのアイコン(テキストを音声に変換)をクリックすると、ユーザーの話した言葉がすぐに(ストリーミングで)テキストに変換されるようになった。これまでは、口述が終わるまで、音声はテキストに変換されなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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