Appleが「iTunes U」アプリケーションをアップデートし、複数の新機能を追加することを発表した。教育者は初めて、Appleの「iPad」上で直接コース全体を作成できるようになる。
iTunes Uソフトウェアは、教育関連情報の交換の場で、教育者は、講義、課題、教科書、テストを含む公開および非公開のコースを作成することができる。Appleによると、何千もの教育機関がiTunes Uを利用しており、75万本を超える学習コンテンツが無料で提供されているという。
AppleのiTunes Uは、学生を教育し、教育者にリソースを提供し、授業を管理することを目的に、急速に増加するより広範囲にわたる新しい教育用技術サービスの1つである。このようなサービスの提供元としては他に、非営利教育機関Khan Academy、ソフトウェアプロバイダーのRenaissance Learning、オンラインコースを運営するCourseraなどがある。
米国時間7月8日から、無償のiTunes Uアプリケーションがより密接にiPadに統合され、教育者は、iPad上の7万5000本以上の教育用アプリからのコンテンツを利用し、また、iPadの内蔵カメラを使って写真やビデオを撮影して、コースをすべてiPad上で作成および編集できるようになる。
また、学生は新しい「Discussions」機能によって、iPadを使って質問をしたり、ディスカッションを始めたり、コラボレーションしたりすることができる。教育者もフォーラムに参加でき、ディスカッションのモデレーターとしての役割を果たすことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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