“HIKAKIN”を支えるYouTuberプロダクション「uuum」の正体 - (page 2)

井指啓吾 (編集部)2014年06月27日 11時40分

YouTuberが社会に与える影響

――ビジネスの現場では「企業がYouTuberに仕事を依頼する」という新たな動きがありますが、人々の身近な生活にもYoutuberの影響はあるのでしょうか。

 私は今が「個人がメディアになる時代」だと思っているのですが、YouTuberによってその流れは加速すると思います。現在、uuumにYouTuberとして所属したいという人が後を絶たない状態となっています。昔理想とされていた「いい大学を出て、いい会社に入って働く」というものとは対照的に、「大学生でありながらYouTuberとして収入を得る」などの生き方ができる時代になってきています。

 もっと身近なところだと、たとえば、幼い子どもが泣き止まないときにYouTubeのおもちゃの動画を見せたりすると、泣き止むんですね。YouTubeは気付かないうちに、かなり日常生活に浸透してきていると思います。

――「YouTuberになりたい」という人も多いのですね。

 HIKAKINの動画を見ると「将来、HIKAKINさんのようになりたい」という子ども達のコメントがたくさん付いています。そういう人たちを応援したいし、その前段階として、多くの人を「YouTuberになりたい」という気持ちにさせることもしていきたい。YouTubeに動画を投稿することは1人で簡単にできることですが、それを「職業・YouTuber」というかたちに持っていくサポートをしていきたいです。

YouTuberの活躍の幅は増える

――「YouTuber」という呼び方をしていますが、今後、ほかの動画プラットフォームで活動する可能性もあるのでしょうか。

 YouTuberと呼んでいるのは動画クリエイターをわかりやすく表現するため。要望があれば、uuum所属のYouTuberを他の動画プラットフォームに出してもいいと考えています。

 動画サービスは今後さらに増えてくると思いますし、そうなると各プラットフォームの色、個性が強くなってくるはず。もし参入することになったら、YouTubeとは動画の作り方や放送の仕方を変えて、各プラットフォームに最適な内容を作っていきます。

――uuumのYouTuberは今後さらに増えていくのでしょうか。

 具体的に「年内に何人」とは言えませんが、これまで半年間くらいかけて培ったノウハウを生かし、もっと多くのYouTuberをサポートできるように拡大していきたいです。これまでは2カ月に1人のペースで新たなYouTuberに参加してもらっていましたが、社内の体制も整ってきたので、ここからはもっと早く動けると思います。

 また、個人や法人を問わず、YouTubeチャンネルを立ち上げるサポートもしていきたいと考えています。uuumはYouTuberだけを盛り上げるのではなくて、YouTuberを通して世の中全体を盛り上げたい。これからその底上げができたら嬉しいです。

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