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「au WALLET」は本当に海外でも使えるのか--韓国で試してみた

藤井涼 (編集部)2014年06月12日 09時00分
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 「グッバイ!おサイフ」ーー強烈なキャッチコピーとともに、5月21日に新たな電子マネーカードサービス「au WALLET」を開始したKDDI。タレントの所ジョージさんが「すんごい貯まる すんごい使える 電子マネー」とアピールするテレビCMが印象に残っている人もいるだろう。

 同社では、初回チャージで10%、さらにグループのじぶん銀行経由でチャージすると5%が増額されるキャンペーンなどを大々的に展開。この効果もあってか、5月30日時点で想定を上回る100万件の申込みがあり、現在もカードの生産が追いつかず、発送が遅れている状況だという。

au WALLETってどんなサービス?

 まだau WALLETのことをよく知らない人や、利用を検討しているという人のために、サービスについて簡単に説明しておこう。au WALLETは、コンビニや飲食店、デパート、映画館、さらにはネットショッピングなど、約3810万あるMasterCard加盟店での買い物に利用できるプリペイド型の電子マネーカードサービスだ。クレジットカードのように審査や年会費が必要ないため、学生などでも気軽に持てることがウリとなっている。

  • 「au WALLET」のイメージ

 専用のスマートフォンアプリからカードの残高を確認でき、決済すると30秒程度でアプリにもすぐに金額が反映される。また、どこで使っても200円につき1ポイントが貯まり、セブンイレブンやマツモトキヨシ、紀伊国屋書店などのポイントアップ店ではより多くのポイントが貯まる。ポイントは再び電子マネーとして使うこともできるし、au携帯電話の利用料金の支払いなどにも使える。つまり「ポイントが貯まるデビットカード」のようなイメージだ。

  事前予約していた筆者の手元にも、6月に入りようやくau WALLETカードが届いた。普段は使いすぎを防ぐために、実店舗などではクレジットカードの使用を控えているのだが、au WALLETカードはアプリですぐに残高が見られる安心感からか、すんなり受け入れることができた。また、この手の新サービスを使う時には、「店員が使い方を知らなかったらどうしよう」と不安になるものだ。しかし、基本的にはクレジットカードと同じ手順で決済が完了するため、店舗がわざわざスタッフやアルバイトを教育する必要がないのも大きい。

  • au WALLETカード

 日ごろ店舗ではカード決済をしないこともあり正直そこまで期待していなかったのだが、使い始めてからわずか1週間で、対応店舗ではかなりの頻度でau WALLETを使うようになっている。これはユーザーの囲い込み戦略としては強力だろう。ただし、NFCは搭載しているものの、いわゆる「おサイフケータイ」の機能は使えないため、交通機関や自動販売機などで、かざして決済することはできないので注意が必要だ。

海外でもスムーズに使えるのか?

 前置きが長くなってしまったが、同社によればau WALLETは、MasterCard加盟店ならどこでも使えるのだという。約3810万店舗と言われてもいまいちピンとこないかもしれないが、Visaと同様にクレジットカード決済に対応している店舗なら大体使えるということになる。

 KDDI代表取締役社長の田中孝司氏も記者発表会で「世界中どこでも使える」とアピールしていたが、本当に日本と同じようにスムーズに決済ができるのだろうか。6月11日に韓国の釜山を訪れる機会があったので、コンビニや、タクシー、カフェなどで早速試してみることにした。

 なお、恥ずかしながら筆者は韓国語がまったく話せないため、会計時は店員にau WALLETカードを手渡すのみ。また、あえて「クレジットカード」などの発言は一切しないようにした。

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