シャープは6月5日、2013年に発売した4K液晶テレビ「AQUOS UD1」シリーズで、HDCP 2.2コンテンツの再生にバージョンアップ対応すると発表した。
バージョンアップは、サービス技術者がユーザー宅に出向いて部品交換する形で実施される。受付開始は6月11日。詳細はUD1のウェブサイトから確認でき、すべて無償で行われる。
今回のバージョンアップは、6月2日に開始された4K試験放送への対応として実施されているもの。4K試験放送を視聴するには、4K対応チューナとスカパー!プレミアムサービス対応アンテナ、HDMI 2.0規格に準拠し、HDCP 2.2に対応した4Kテレビなどが必要になる。
UD1は、HDMI 2.0規格に準拠した4K60p信号の入力をソフトウェアバージョンアップにより現在対応しており、HDCP 2.2の環境が整い、4Kレコーダー「TU-UD1000」などの対応チューナと接続すれば、4K試験放送が受信できるようになる。
これにより、シャープでは4K試験放送が視聴可能な液晶テレビとして「AQUOS UD20」シリーズ、UD1シリーズ、「AQUOSクアトロンプロ XL10」シリーズ(4K30p)の3シリーズを展開することになる。
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