十分使い物になるビデオ会議の提供に向けてまい進するGoogleは、同社のビデオ会議サービス「Google+ Hangouts(ハングアウト)」へのアクセスをさらに容易にした。
Googleは、クラウドベースの同サービスをより多くの企業や開発者に利用してもらえるよう、埋め込み可能な新たなHangout開始ボタンを公開した。
この新機能は、短いコードの追加以外にIT上の設定は何も要らない、すなわちものごとをできる限り簡単にするという従来のアプローチを踏襲し、どのようなアプリやウェブサイトにもすぐに取り込めるとうたわれている。
GoogleはZendeskやZoho、Smartsheetをはじめとする、企業向けソフトウェア分野における小規模ながら成長著しい企業に導入してもらうかたちで同機能をローンチしている。
GoogleのアプリおよびHangoutsテクノロジパートナーシップの責任者であるStephen Cho氏は米国時間6月3日朝のブログ投稿で、これらの顧客サービスプラットフォームやコラボレーションプラットフォーム内にHangoutボタンを埋め込むことにより、長期的な観点でいかに投資対効果が伸ばせるのかについて説明した。
あなたが顧客関係管理(CRM)アプリを利用している営業担当者であるのか、プロジェクト管理ツールを利用している技術者であるのかにかかわらず、1クリックでHangoutを立ち上るだけで、自動的にチームメンバーに参加を求められるようになる。また、顧客が抱えている問題を解決するために、その顧客とのビデオ通話をすぐさま開始できることにより、顧客サービスの質を向上させることも可能になる。
Salesforce.com内からコラボレーションプラットフォーム「Esna」を通じてGoogle+ Hangoutsを立ち上げる様子については、プロモーション動画が公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」