NTT東西、固定電話の契約数を発表 -- ピーク時の半数以下に

 NTT東日本、NTT西日本は6月2日、2013年度の都道府県別の加入電話契約数を発表した。前年度末と比べてNTT東日本管内で121万契約(8.5%)の減少、NTT西日本管内で119万契約(8.2%)の減少となった。

 加入電話とISDN回線を合わせた契約数は、NTT東日本で1299万契約、NTT西日本で1337万契約。合計すると2637万契約で、対前年度比8.1%の減少に。NTT東日本では、契約数のピークだった2000年度末の3147万契約から58.7%の減少となり、NTT西日本ではピークだった1997年度末の3156万契約から57.6%の減少となっているという。

 都道府県別にみると、NTT東日本では首都圏の減少が著しく、東京都で29万1000契約の減少、神奈川県で15万3000契約の減少、埼玉県で11万4000契約の減少に。NTT西日本では大阪府が最も大きく15万3000契約の減少。以下、愛知県が12万6000契約の減少、静岡県が7万9000契約の減少となっている。

  • 減少数の大きい都道県(NTT東日本)

  • 減少数の大きい府県(NTT西日本)

 ちなみに、フレッツ光に付随するサービスとして提供しているIP電話「ひかり電話」の利用者数は増加を続けており、チャネル数はNTT東日本で7.5%、NTT西日本で6.7%の増加となっている。

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