Googleは、同社が開発しているブラウザベースのOS「Chrome OS」を搭載したデバイスで実行できないタスクを、徐々にではあるが確実に減らしている。その最新の例は、スキャナのサポートだ。
現在のところ、「Chromebook」および「Chromebox」のユーザーがスキャナを使用するには、通常は「Windows」「OS X」「Android」「iOS」のいずれかを搭載するマシンに移動しなければならない。ユーザーにとってこれは面倒であり、Chrome OSの競争力も損なわれる。
だが、「lorgnette」という技術を使えば、Chrome OSでスキャナが使用できる。さらにGoogleは、この新しいサービスをウェブアプリで利用できるAPIにも取り組んでいる。
Googleの従業員でChromeウォッチャーのFrançois Beaufort氏は米国時間5月23日、あるメーリングリストに投稿された22日付のメールで、このインターフェースに関する記述を発見した。Beaufort氏によると、このインターフェースを使うことで、ウェブアプリケーションがUSBやネットワークで接続されたスキャナを認識し、スキャンされたイメージを取得できるという。
このインターフェース案は、ウェブアプリケーションでGoogleのlorgnetteソフトウェアや他社製OSのスキャン用ソフトウェアを利用できるようにするものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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