Appleが1976年〜1997年にかけて使用していたレインボーカラーをあしらったオリジナルのロゴの看板が2014年6月、オークションに出される予定だ。
オークション会社のBonhamsは、Appleのレインボーロゴの看板2種類を獲得した。これらの看板はかつて、カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社の外壁に掲げられていた。この2種類のロゴ看板は、1997年に本社から撤去され、Appleの新しい単色のロゴに置き換えられた。オークションでのスタート価格は1万ドルとなる予定。
どちらの看板も、一口大の欠けた部分があるりんごの全面に水平に描かれたレインボーカラーを特徴としている。Bonhamsによると、Appleの共同創設者Steve Jobs氏が、「トマトとまちがえないように」とAppleのロゴのその部分を切り取ることを決め、「人間味のある会社にする」ため、レインボーデザインを採用したという。
2種類の看板のうち1つは4フィート(約1.2m)四方で、高速道路280号線から見えていたクパチーノキャンパスのビルディング3の側面にあったとBonhamsは述べている。もう1つの看板は、3フィート(約0.9m)四方だ。
Bonhamsのオークションは米国時間6月4日、ニューヨークで開催される予定だ。Bonhamsによると、これらのロゴは、看板を取り外し後に譲り受けていたAppleの従業員から提供されたという。
米CNETはAppleにコメントを求めているが、まだ回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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