筆者のお気に入りは双海亜美・真美の双子アイドルであり、ファーストインプレッションでは、亜美に関することを書いた。ただ、2人いるのに片方だけというのも忍びない。そもそもお気に入りとして少しだけ真美寄りであるため、今回は真美を中心にインプレッションをお届けしたい。
真美は双海姉妹の姉。2人でいるときはこちらから見て主に右側に位置し、左側の髪を長めに縛っている。真美いわく「双海姉妹のカッコイイ系!ヘロモン美女」だそうだ。ちなみに、少しだけ真美寄りになったきっかけは、アイドルマスター初期作の終盤のシーンによるもの。作品によってパラレルな世界観のなかで、詳細についてはネタバレになるため伏せるが、初期作のときの「双子の利点を生かし、2人が交代しながら双海亜美として活動をしていた」ということから推察してほしい。
元気で活発なイメージの強い真美ではあるが、あいさつをすると妙にかわいらしい。もともと真美はかわいいのだが、なんだか不自然なかわいらしさを漂わせている。どうも無理な設定を作って演じているようだ。そこまでするほど必死なのは、亜美とは髪型こそ変えているもののキャラがかぶっているため、仕事が少ないと思っているからだ。双子姉妹であるがゆえに意識し、必死に違いを出そうとするのは、いかにも真美らしい感じだ。
ゲームが始まった直後はチュートリアル的に進行。説明的な退屈なものではなく、実際に触っていくような実戦形式で行われる。初仕事を終えると社長から楽曲が与えられるほか、衣装やアクセサリーを決める「コーディネート」を体験できる。
はじめの一曲で選択したのは、亜美・真美の定番ともいえる「スタ→トスタ→」。どこか往年のナムコサウンドをイメージさせるようなノリのテクノポップで、アーケードゲームのコイン投入音がSEとして入っているなど随所に遊びがちりばめられた曲だ。
最初こそ真美ひとりだったが、早い段階で2人目、3人目までプロデュースすることができ、トリオでのステージを展開することができる。2人目がノータイムで亜美を選ぶのは当然として、3人目は少し迷ったのだが、萩原雪歩にした。筆者が初期のころ最初に興味を持ったのが雪歩であり、アーケード版のロケテストの時は雪歩でプレイしていたので、亜美・真美を除けば、雪歩がひそかなお気に入りアイドルだったりする。その間、オーディション、ライブ、フェスといった「お仕事」の実戦や、一時的にコンディション(能力)を上げるレッスンを経験する。
ちなみにお仕事のミニゲームをクリアすると、ステージシーンが上映される。ただ眺めるだけではなく、カメラワークを自分で操作したり、ゲーム内のカメラで撮影することも可能。映像と写真はゲーム内のアルバムに保存しておくこともできる。これはステージ鑑賞モード「S4U!」でも同様のことが可能だ。
一通りゲームを学んだ締めくくりとして、6週目では「オールスターライブ」を体験できる。まだ担当していないアイドルを含む13人全員が登場。3曲を歌う形だが、セットリストもユニットの組み合わせは自由自在だ。ライブが大成功し「ONE FOR ALL」を獲得すると、13人全員がステージに総登場するアンコールスペシャルムービーが上映。13人そろって歌い踊る姿は圧巻だ。時折ステージ後方から観客席側に向かったカメラアングルがあり、サイリウムの海が広がるといった光景も映し出され、よりライブの臨場感が伝わってくる。
7週目以降となると本格的にプロデュース活動が開始。アイドルとのコミュニケーションを楽しむことができる「ふれあい」も可能となる。そこではアイドルの素顔が見られるだけでなく、コミュニケーションを積み重ねることで、お仕事で有利な「思い出」の回数が増えるというメリットもある。それ以外でも唐突に真美や亜美、そのほかのアイドルたちが登場し、プロデューサーに話しかけたりコミュニケーションをとってくる。
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