2014年第1四半期の「iPad mini」(7.9インチ)向けディスプレイの出荷総数は、600万台をわずかに上回ったという。英語サイトBrightWire NewsがZDNet Korea(韓国語)の記事を引用して報じた。
先に報じられたZDNet Koreaの記事によると、同四半期に9.7インチモデルの「iPad」向けディスプレイの出荷台数は840万台だったことになり、今回の数字はこれを下回っている。
この9.7インチのディスプレイには、「iPad Air」向けと「Retinaディスプレイ」搭載「iPad」(第4世代iPad)向けの両方が含まれる。
前四半期も同様の傾向が示されており、今回の結果はこれに続くものだ。NPDのPaul Semenza氏は米CNETに宛てた電子メールで、「2013年を通してほぼ互角だったが、(2013年第4四半期の)9.7インチiPadの出荷台数はiPad miniを引き離した」と述べた。同氏はNPD傘下のDisplaySearchとSolarbuzzを統括している。
Semenza氏によると、2013年第4四半期における大型のiPad(ディスプレイに限定しない)の出荷台数は1680万台で、これに対して「iPad mini」は920万台だったという。
「(2014年)第1四半期は、iPadの出荷がiPad miniを上回ったと結論付けて差し支えないないだろう」(Semenza氏)
2013年の初めの時点ではiPad miniの出荷台数が大型のiPadを上回っており、今回はこれとは逆の傾向を示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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