Facebookが「Poke」と「Facebook Camera」を「iOS」の「App Store」から削除した。同社は米国時間5月9日にこれを認めた。2つのアプリは基本的に、成功を収めた他のアプリに類似するものだった。
2つのアプリが削除されていることに最初に気づいたのはThe Vergeだ。Facebookが両アプリをリリースしたのは2年前のことだった。Pokeは人気メッセージングアプリ「Snapchat」に対抗するもので、Facebook Cameraは人気の高い写真共有アプリ「Instagram」によく似ていた。
Facebookの広報担当者は、両アプリがもうApp Storeで提供されていないことを認めたが、それ以上はコメントしなかった。
どちらのアプリも瞬く間に10代のユーザーの人気を集め、それらのユーザーがFacebookから離れる要因となった。Pokeは、Facebookの「poke」ボタンを拡張したものだった。このボタンは、Facebookが大学生向けだった初期の時代から残ったままになっている機能だ。Facebookは2012年12月に、Snapchatに対抗してPokeをリリースした。これは、指定した時間が経過した後にアプリから消える一時的なメッセージを送信できるアプリである。FacebookがCameraアプリをリリースしたのは2012年5月で、同社がInstagram買収の意図を発表した直後のことだった。同カメラアプリは、写真にフィルタを適用してFacebookで共有できるようにするものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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