Appleが新ワールドトレードセンター(WTC)の複合施設内に完成予定の、「Oculus」という名称の商業施設に出店するためのリース交渉に、多数の小売業者とともに参加しているという。ニューヨークの不動産関連サイトThe Real Dealが報じた。この商業施設は卵型で2階層の建造物。Appleがこれまでにマンハッタンにオープンした4カ所のApple Storeのうちの1つ、5番街にある旗艦店と同様、新たな店舗は地下に位置すると、同サイトは伝えている。
ただし、Appleはこの「多数の梁を配置したような近未来的な外観」の構造物への出店に反対したようだ。同ショッピングモールは、著名な建築家で彫刻家のSantiago Calatrava氏が設計を手がけ、総敷地面積36万5000平方フィート(約3万4000平方メートル)の複合商業施設の中心的建造物にすることを意図している。特にAppleは、他の小売業者とともに、店舗の前方にはりめぐらされたあばら骨状の円柱に難色を示したようだ。情報筋がThe Real Dealに述べたところによると、Appleは設計の変更を申し出たが拒否されたという。
またAppleは、これとは別の直営店をアッパー・イースト・サイドのマディソンアベニュー940番地にある、元は銀行だった建物内にオープンする計画だと、ifoAppleStoreは伝えている。ifoAppleStoreの情報筋によると、後期英国ルネサンス風の建物で、新古典主義的なファサードと全長95フィート(約29メートル)の店頭を備える1921年の建造物を改装する計画は既に開始されているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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