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新MacBook Airの登場、Apple対Samsung裁判の評決--松村太郎のApple一気読み

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 4月28日~5月4日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。

税込みでも従来より安く--アップル、より高速なMacBook Air
税込みでも従来より安く--アップル、より高速なMacBook Air

 ゴールデンウィーク明けの今週、いかがお過ごしだろうか。連休の合間に発表されたMacBook Airのアップデートは、100ドルの値下げというポジティブなサプライズがあった。

 国内でも11インチ128Gバイトのフラッシュストレージモデルは8万8800円から(899ドルから)となり、同じ128Gバイトのストレージを持つiPad Air(7万8800円)と価格差は1万円に縮まった。最も、iPadシリーズはセルラーモデルも人気だが、128GバイトのiPad Airセルラー+Wi-Fiモデルは9万8280円(au)~9万9120円(ソフトバンク)とMacBook Air 11インチモデルの価格を上回ってしまった。

 外観は変わらず、超薄型のアルミニウムボディで、ディスプレイのサイズも11インチと13インチの2サイズ展開だ。内部で変更があったのは、プロセッサがHaswell refreshに刷新されたことによる高速化だ。引き続き、11インチで9時間、13インチで12時間の長時間駆動に対応する。

 後で紹介するiTunes Matchも導入されたことから、あまり大きくないストレージのMacでも、音楽ライブラリをすべて持ち歩けるようになった。自宅でiMacなどのデスクトップPCを使いながら、11インチの最も安いMacBook Airを持ち歩く、といった使い分けをより明確化できそうだ。

アップル、「MacBook Air」をアップデート--1.4GHz「Core i5」搭載(4/29)
アップル、より高速なMacBook Air--8万8800円から、税込みでも従来より安く(4/30)

iPhone 5の電源ボタン、交換プログラム始まる

 iPhone 5は2012年にリリースされたモデルだが、2年周期の買い換えサイクルの関係から、現役で使っているユーザーも多いだろう。米国で先行して開始されていた交換プログラムは、5月2日に各国に拡大された。Apple直営店や正規代理店にiPhoneを持ち込むか、Appleに送付して修理を受けるという仕組みだ。

 筆者のiPhone 5も該当製品だったため、米国内のApple Storeに持ち込むと、代替機のiPhone 5が手渡された。当初1週間かかると言われていたが、4日で修理が終わり、自分の端末が返ってきた。交換ではなく修理の扱いでボタン部分のみが更新されていた。

 お手持ちのiPhone 5が修理の対象かどうかは、アップルのウェブサイトから確認できる。

一部「iPhone 5」の電源ボタンに不具合--アップルが無償交換へ(4/28)

Appleのスマートフォン、タブレットのシェアは低下傾向

 スマートフォンとタブレット市場は、裁判でも争っているAppleとSamsungがともに1位、2位となっているが、いずれもそのシェアは減少傾向にある。その理由として挙げられるのが、成長の主体となる地域が先進国から新興国へと変わっているからだ。

 Appleは4370万台のiPhoneを出荷し、15%の市場のシェアを獲得している。Appleの決算を見ても、業績を大きく牽引しているのはiPhoneで、先進国市場での盤石なシェアと、中国をはじめとする新たな市場での新規顧客獲得によって、数字を伸ばしてきた。しかしより人口の多い新興国へと広げようとすると、まだまだiPhoneは高級スマートフォンで、爆発的な普及にはなっていない点が、問題視されることになりそうだ。

 またタブレットは、2位のSamsungに追い上げられているのが現状で、iPadは引き続き世界トップで32.5%のシェアを獲得しているが、Samsungとの差は10ポイントに縮まっている。2014年第2四半期は、大きくiPadの出荷台数を減らしている(これについては、流通在庫の関係との説明がなされていた)。

アップルとサムスン、世界スマホ市場でシェア低下(4/30)

iTunes Match、いよいよ日本でも始まる

 米国などの限られた市場で提供されていた、音楽ライブラリをクラウドで管理できるサービス「iTunes Match」が日本市場向けにも開始された。年間3980円で、音楽ライブラリをiCloudで丸ごと再現し、Mac、iPhone、iPadなどの各デバイスから、デバイス間の同期なしに自分のライブラリの音楽を利用できるようになる。

 iTunes Storeから購入した楽曲は、これまでもいつでも同じApple IDでログインしている各デバイスからダウンロード・再生ができた。iTunes Matchでは、これに加えて、iTunes Storeから購入していないCDなどから取り込んだ音楽についても、iTunes Storeから購入した楽曲のように利用できる。

 もし、iTunes Storeにある楽曲でCDなどから読み込んだ場合は、著作権フリーの256kbpsのファイルに更新できる。また、iTunes Storeにない楽曲は、最大2万5000曲までアップロードし、クラウド管理が可能になる。

 iTunes Storeのみから音楽を買っている人は不用なサービスだが、iTunes Store開始以前からiTunesで音楽を管理していたり、iTunes Storeにない楽曲をCDから大量に取り込んでいたりするユーザーは大きな恩恵を受けられるだろう。

 なお、米国ではiTunes Matchユーザーは、音楽ストリーミングサービスiTunes Radioを広告なしで楽しめる。日本でもiTunes Radio開始が待たれる。

CDから取り込んだ曲もiCloudへ--アップル、日本でも「iTunes Match」開始(5/2)

Apple vs Samsungの裁判、双方に侵害との評決

 AppleとSamsungの間で争われていた特許侵害に関する裁判で、陪審員は、AppleとSamsung双方の侵害を認め、Appleには15万8400ドルの支払い、Samsungには1億1960万ドルの支払いを命じる評決が出された。2012年8月のおよそ10億ドルの賠償金を獲得した裁判と比較すると、今回の結果はAppleにとっては、完全な勝利とは言えないだろう。

 今回の裁判でAppleの主張が認められたのは、文脈によってリンクの機能を変化させる「クイックリンク」。また「スライドでロック解除」については、一部のSamsung端末での侵害が認められるに留まった。

アップル対サムスン裁判、双方の特許侵害を認める--それぞれに損害賠償金支払いを命じる評決(5/3)

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