Appleは現在、「App Store」でユーザーがアプリをより見つけやすくなるかもしれない機能の提供を順次拡大しており、同社は米CNETにこの件を認めた。
Appleはひっそりと、検索結果に基づいて他のダウンロード候補アプリをユーザーに示す機能の提供を開始した。実際に動作している様子のスクリーンショットを掲載したMacStoriesによると、この機能は、検索結果に関連しそうなアプリのパンくずリストをモバイル版App Storeに追加するという。MacStoriesが掲載した画像では、「Twitter」で検索された際に、Appleは関連候補としてニュースアプリと写真編集アプリを示唆している。ただし、奇妙なことに、交通情報アプリも関連として表示されている。
App Storeには100万以上のアプリがあるので、特集されていないものや、人気アプリのリストに含まれないものを探すのは極めて困難だ。Appleが始めた新機能は、こうした問題を解決しようと試みているようだが、このように選ばれた推薦アプリに、ユーザーが知らなかったアプリがどの程度含まれるのかは不明だ。
Appleは以前にも、「Genius」による推薦や、他者が購入したアプリの提案で、リコメンデーションを試してきたが、今回はより本格的な機能のリコメンデーションエンジンのようだ。
Appleの広報担当者は米国時間3月25日、米CNETに対し、この機能は確かに新しいものであり、今後数週間ですべてのユーザーへ提供を拡大する予定だと認めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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