ウェブ会議システムを提供するブイキューブは、パイオニアの100%子会社であるパイオニアソリューションズの株式51.0%を約5億円で取得し、子会社化することを発表した。
ブイキューブは現在、クラウド型のウェブ会議システムの市場で国内トップシェアとなっており、4000社以上に導入されているという。一方のパイオニアソリューションズは、自動車や製造業・設計領域における遠隔会議システムや、教育領域での電子黒板を中心としたシステムの開発や販売など、パッケージ型のウェブ会議システムで国内トップシェアとなっている。
ブイキューブでは、業界ごとに最適なソリューションを開発し提供することを成長戦略として掲げており、パイオニアソリューションズを傘下にすることで、自動車や製造業・設計領域、文教などの業界における利用シーンに特化したサービス展開を進めていくとしている。
また、海外事業についても共同で取り組む。ブイキューブがアジアを中心に展開しているサービスインフラと販売網を活用し、パイオニアソリューションズが提供できていなかったアジア地域を中心に海外への販売を強化するほか、ブイキューブの24時間365日のカスタマーサポートも提供するとしている。
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