現行の「Office for Mac」が発売されてから3年以上が経った今、Microsoftがメジャーアップデートの準備を進めているようだ。
ドイツにおけるMicrosoftの「Office」部門責任者、Thorsten Hubschen氏によると、「Mac」ユーザーは、2014年末までに新しいバージョンのオフィススイートが登場することを期待してよいという。これはドイツのハノーバーで現地時間3月10日から14日まで開催されているテクノロジ見本市「CeBIT 2014」の場で行われた、Computerwocheとのインタビュー中に明かされたものだ。
Hubschen氏はリリースが遅れている原因として、Office for Macを開発するMac事業部門が2012年にMicrosoft事業部門と統合されたことを挙げた。Mac部門が閉鎖された後、計画されていた「Office Mac 2013」が製品化されることはなかったという。
ただし、Hubschen氏は新しい製品の詳細について多くを語らず、開発チームが取り組みを続けており、さらなる情報は第2四半期にわかるはずだと述べるにとどまった。
また、Microsoftの広報担当者も、Mac向けオフィススイートの開発が進行中であることを認めている。
「開発チームは次期バージョンのOffice for Macに懸命に取り組んでいる」と、広報担当者はComputerwocheに対して電子メールで述べた。「いつ発売されるのか、その時期について詳細は手元にないが、『Office 365』の契約者は、追加費用なしに次期Office for Macを自動的に入手できるようになる」(同担当者)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」