Googleは米国時間3月11日、「Google Docs」と「Google Sheets」にアドオン機能を追加したと発表した。
これにより、同社以外の開発者が同ソフトウェアに機能を追加できるようになる。例えば、ラベルの印刷やカスタマイズされた電子メールの送信といった、特定の作業に役立つ統合機能を提供することが可能だ。アプリストアと同様にその意図は、Googleが構築したものを利用せざるを得ないのではなく、他のエンジニアが考案したツールをユーザーが利用できるようにするということにある。
アドオンを追加するには、Googleのドキュメントまたはスプレッドシートを開き、「Add-ons」メニューから「Get add-ons...」を選択する。表示される一覧からアドオンを選択し、インストールすることができる。
今回の発表に伴って提供されているアドオンとして、印刷する住所や氏名をSheetsからDocsにインポートできる「Avery Label Merge」がある。「EasyBib Bibliography Creator」は、ドキュメントにサイドメニューをインストールし、ユーザーはそこで引用文献を正しく記載するための情報を得ることができる。「Mailchimp」は、スプレッドシートからドキュメントに情報を取り入れて、カスタマイズされた電子メールメッセージを作成するためのアドオンである。
現在提供されているアドオンは約30個だが、今後さらに追加される予定だとGoogleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス