Facebookは米国時間3月8日、かつて毎年開催していた開発者会議「F8」を復活させると発表した。同社は4月30日にSan Francisco Design Concourseで、3年ぶりとなる次回F8イベントを開催する。
1日限りのこの会議は、数年前よりもさらに開発者に焦点を絞ったものとなる。つまり、極めて技術的な性格を持つものとなり、大きな消費者向け製品の発表はなさそうだ。出席者は、同社がモバイルアプリ開発に対してさらに注目することを期待できる。モバイルアプリ開発は同社にとって、特に2013年にParseを買収したことから、とりわけ重要な分野となっている。
今回、FacebookはF8を幹部(未定。Mark Zuckerberg氏とは限らない)による基調講演とともに開始する予定だ。この幹部は、Parse、モバイルアプリ広告、またはFacebookが小規模なテストを始めたばかりのモバイル広告ネットワークに関する発表を行う可能性がある。
Parseの最高経営責任者(CEO)であるIlya Sukar氏は米CNETへのコメントで、「今年、われわれはルーツに立ち返り、純粋な開発者会議を開催する」と述べ、「F8は午前の基調講演で始まり、その後4つのトラックが行われる。これらのトラックでは、スタートガイド、技術上のベストプラクティス、インフラ戦略、エンジニアリングの詳細、さらにアプリやゲームを大成功させるための広告に関するアドバイスを取り上げる」とした。
F8には1500人の開発者が出席でき、出席するためには申し込みが必要だと、同社の広報担当者は米CNETに伝えた。Facebookは登録の詳細について、今後数週間のうちに発表する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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